電車広告の費用はいくら?種類・路線別の費用目安を解説

  • 交通広告

公開日:2026/04/16

更新日:2026/04/16

電車広告の費用は、数万円台から数百万円以上までと幅があり、種類・路線・期間によって大きく変わります。「総額はいくら見ておけばいいのか」「自社の予算で出せるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、費用の全体像から種類別・路線別の相場、見積もり時の注意点まで整理し、具体的な予算感がつかめるように解説します。

電車広告の費用はいくら?全体像をつかもう

電車広告の費用は数万円から数百万円以上まで幅があり、まずは「どのくらいの規模感なのか」を把握するところから始めましょう。ここでは全体像と、金額が変わる理由を整理します。

電車広告の費用はどのくらい?ざっくり3つのレンジ

電車広告の費用は、大きく以下のようなレンジが目安となります。(※路線・時期・枠数により変動します)

  • 30万〜100万円程度 → ステッカー広告や地方・私鉄路線のポスター
  • 100万〜300万円程度 → まど上ポスターや中規模路線のポスター
  • 500万円以上 → JR・東京メトロ路線の中吊り・ドア横ポスター、ADトレインなど

たとえば、地方路線でポスターを1週間掲出する場合は数万円から可能ですが、東京メトロで中吊り広告を全車両に出すと約600万円規模になります。

このように「同じ電車広告でも金額差が大きい」ため、まずは自社がどのレンジに当てはまるのかを把握しておくと検討が進めやすくなります。

費用が変わる3つの要素(種類・路線・期間)

電車広告の費用が大きく変わる理由は、主に次の3つです。

  • 種類: 中吊り・ポスター・ビジョン・ラッピングなど
  • 路線: 山手線・東京メトロ・地方私鉄など
  • 期間: 1週間・2週間・1ヶ月など

たとえば、同じ中吊りでも「山手線×1週間」と「地方路線×1週間」では数十倍の差が出ることもあります。この記事では、この3つの軸に沿って「種類別」「路線別」「総額」の順に整理していきます。

【種類別】電車広告の費用相場はいくら?

電車広告は種類によって費用と特性が大きく異なります。目的に応じて適切な媒体を選ぶことが、無駄なコストを避けるポイントです。

種類ごとの費用一覧

まずは代表的な媒体と費用目安を整理します。

広告種類料金目安課金単位掲出期間の目安主な用途・特徴
中吊り広告50万円〜1,600万円前後短期(1週間〜)新商品・イベント告知向き
ドア横ポスター120万円〜2,000万円前後短期〜中期精読率が高く情報量の多い訴求に
まど上ポスター120万円〜中期(1カ月〜)長期ブランド認知・サービス紹介
ステッカー広告200万円〜中期(1カ月〜)低コスト・高接触頻度
車内ビジョン25万円〜800万円前後短期(1週間〜)動画訴求・Web連動に最適
車体ラッピング250万円〜中期(1カ月〜)高インパクト・話題化狙い
ADトレイン350万円〜2週間短期(2週間〜)1編成独占・大型キャンペーン

※2025年時点の各社媒体資料に基づく目安です。路線・時期・枠数により変動します。

目的別に見ると、以下のような選び方が基本になります。

  • 短期キャンペーン: 中吊り
  • 低予算: ステッカー
  • 認知拡大: 車体ラッピング

【路線×種類別】電車広告の費用はどれくらい違う?

同じ広告でも、路線によって費用は大きく異なります。特に都心の主要路線は高額になりやすい傾向があります。以下に主要路線の具体的な掲出料をまとめました。※2025年時点の各社媒体資料に基づく目安です。路線・時期・枠数により変動します。

中吊りポスター

鉄道会社路線商品名費用(税別)
JR東日本京浜東北線・根岸線単線中吊り(シングル)90万円/週
JR東日本山手線単線中吊り(シングル)199万円/週
東京メトロ銀座線単線中吊り(シングル)153万円/週
小田急小田原線・多摩線・江ノ島線単線中吊り(シングル)90万円/週

ドア横ポスター

鉄道会社路線商品名費用(税別)
JR東日本JR東日本 首都圏全線ドア横 首都圏全線セット 4面2,000万円/週
JR東日本JR東日本 首都圏全線ドア横 首都圏全線セット 4面2,000万円/週
東京メトロ銀座線銀座カルテット 2面700万円/週
小田急小田原線・多摩線・江ノ島線ドア横ポスター280万円/月

まど上ポスター

鉄道会社路線商品名費用(税別)
JR東日本京浜東北線・根岸線単線まど上(シングル)36万円/週
JR東日本常磐線単線まど上(シングル)21万円/週
東京メトロ銀座線単線まど上(シングル)205万円/月
小田急小田原線・多摩線・江ノ島線単線まど上(シングル)158万円/月

ステッカー広告

鉄道会社路線商品名費用(税別)
JR東日本京浜東北線ドアガラスステッカー980万円/月
JR東日本山手線ドアガラスステッカー980万円/月
東京メトロ銀座線ドアガラスステッカー700万円/月
小田急小田原線・多摩線・江ノ島線ドアステッカー120万円/月

車内ビジョン

鉄道会社路線商品名費用(税別)
JR東日本京浜東北線traintv Ads フリースポットCM1,500万円/3ヶ月
JR東日本山手線traintv Ads フリースポットCM1,500万円/3ヶ月
東京メトロ銀座線Tokyo Metro Vision 1weekスポット350万円/週
小田急全線小田急TV(OTV)80万円/週

※上記はいずれも掲載料のみの目安です。デザイン費・印刷費・施工費などは別途かかります。

地方・私鉄は安い?費用を抑える考え方

上の表のとおり、JR首都圏セットや東京メトロ全線が高額になるのは、利用者数が圧倒的に多く、広告接触機会(インプレッション)が大きいためです。

一方、小田急線など私鉄でであれば数十万円台から出稿できる媒体もあり、予算に応じた選択肢が広がります。さらに地方路線になると、ポスター1枚あたり2万〜5万円程度で掲出できるケースもあります。

ここで意識したいのが「CPM(1,000人あたりの広告費用)」の考え方です。単純な総額ではなく、「ターゲットにどれだけ届くか」で判断することがポイントです。

たとえば、沿線にターゲットが集中している場合は、地方路線でも高い費用対効果が期待できます。単に安い・高いではなく、目的に合った路線選びがカギを握ります。

予算別に選べる電車広告の種類

予算ごとにできることを整理すると、選択肢が明確になります。

  • 〜30万円: 私鉄路線や地方路線のポスター
  • 30万〜100万円: 一部路線ポスター・中吊り広告、小規模展開
  • 100万〜500万円: 都市部の主要路線の中吊り広告、車体ラッピング、ADトレイン
  • 500万円〜: 都市部の主要路線の中吊り広告(複数路線展開)、山手線ジャック、車体ラッピング

このように「予算から逆算して媒体を選ぶ」ことで、現実的なプランが組みやすくなります。

電車広告の費用内訳|掲載料以外にかかる費用は?

電車広告は掲載料だけでなく、制作費も含めた「総額」で考える必要があります。見積もり時に見落としやすいポイントです。

制作費の項目

電車広告では、掲載料(媒体費)とは別に以下のような制作関連の費用が発生します。

デザイン費

広告のクリエイティブ制作にかかる費用です。デザイン会社や代理店に依頼する場合に発生し、修正回数やサイズによって変動します。

印刷費

ポスターやステッカーなどの印刷にかかる費用です。媒体のサイズが大きいほど高くなり、枚数に応じて総額も変わります。

施工・撤去費

車両への取り付けと掲出終了後の撤去にかかる作業費です。車体ラッピングのように大がかりなものほど高額になります。

申請手数料

鉄道会社への掲出申請にかかる事務手数料です。媒体社や代理店の見積もりに含まれている場合もあります。

見積もりで失敗しないチェックポイント

見積もり時は以下の点を確認しておくのがおすすめです。

  • 掲載料のみか、制作費込みか
  • 代理店手数料の有無
  • セット割・キャンペーンの有無
  • 印刷・施工費が含まれているか

また、見積もり依頼時には「目的・ターゲット・路線・予算・時期」を具体的に伝えると、より精度の高い提案が受けられます。

総額を正確に把握するには、条件を整理したうえで見積もりを取るのが確実です。ベストクルーズでは無料見積もりに対応しています。費用感を具体的に把握したい方はお気軽にご相談ください。

電車広告の費用を抑えるには?媒体選びのコツ

費用を抑えながら効果を出すには、「どこに出すか」と「どう組み合わせるか」がポイントになります。

費用対効果を高める路線・媒体の選び方

費用対効果を高めるポイントは「ターゲットと路線の一致」です。

たとえば、都心勤務のビジネス層を狙うなら山手線や東京メトロ、地域密着の店舗集客ならローカル路線が適しています。単純に「安いから地方路線」「有名だから山手線」と選ぶのではなく、誰に届けたいかを軸に選びましょう。

低予算でも成果を出す出稿パターン

低予算でも効果を出す方法はいくつかあります。

  • ステッカー+ローカル路線で長期掲出
  • 短期間に中吊りで集中訴求
  • 複数媒体を小さく組み合わせる

たとえば30万円の予算でも、ステッカー広告を1ヶ月出すことで、繰り返し接触による認知向上が期待できます。

「予算が少ない=できない」ではなく、設計次第で十分活用できるのが電車広告の特徴です。

電車広告の出稿フローと審査の注意点

電車広告の出稿は、一般的に以下の流れで進みます。

  1. 代理店へ相談
  2. 媒体選定・見積もり
  3. デザイン制作
  4. 鉄道会社の審査(2〜4週間)
  5. 施工・掲出

特に注意したいのが審査です。政治・宗教・アダルト表現や、不安を煽る内容などは掲載できない場合があります。

また、人気路線は掲出枠が埋まりやすく、4ヶ月前から受付されることもあるため、早めの準備がスムーズな出稿につながります。出稿をスムーズに進めるためにも、スケジュールには余裕を持って検討するのがおすすめです。

出稿フローや審査基準の詳細はこちらの記事で解説しています。(※内部リンク)

電車広告の費用に関するよくある質問

ここでは、電車広告の費用に関するよくある質問にお答えします。

Q1. 電車広告は最低いくらから出せますか?

数万円台から出稿可能です。地方路線のポスターやステッカー広告であれば、1枚数万円程度から始められるケースがあります。媒体と路線の選び方次第で低予算でも実施できます。

Q2. 中吊り広告の費用はどのくらいですか?

目安は数十万〜600万円程度です。山手線や東京メトロなど主要路線で全車両掲出すると高額になりますが、部分展開や地方路線なら比較的安く出稿できます。

Q3. 総額はいくらくらい見ればいいですか?

掲載料の1.1〜1.3倍が目安です。掲載費に加えて印刷・施工・デザイン費がかかるため、たとえば100万円の媒体なら総額110万〜130万円程度を想定しておくと安心です。

Q4. 掲載料以外の費用は何がありますか?

主にデザイン費・印刷費・施工費などがあります。特に印刷は大判で1枚5〜10万円程度かかるため、掲載料だけで判断せず総額で比較するようにしましょう。

Q5. 電車広告の費用を安く抑える方法はありますか?

路線や媒体を絞ることで費用は抑えられます。地方路線の活用やステッカー広告、短期集中型の中吊りなど、目的に合わせて組み合わせるのがおすすめです。

まとめ

電車広告の費用は、選び方次第で大きく変わります。ポイントを整理すると以下の通りです。

  • 電車広告の費用は数万円〜数百万円以上と幅広い
  • 種類・路線・期間によって金額が大きく変動する
  • 総額は掲載料の1.1〜1.3倍程度を見込む必要がある
  • ターゲットに合った路線選びが費用対効果を左右する
  • 低予算でも媒体の組み合わせ次第で出稿は可能

まずは自社の目的と予算に合う出稿パターンを整理するところから始めてみてください。電車広告を検討するなら、媒体選定から見積もりまで一貫して相談できるパートナーに依頼するとスムーズに進められます。

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ソトノマ

SOTONOMAの編集チームです。
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